ケニーGとは1956年6月5日生まれのサックスプレイヤーです。
60歳とは思えないハツラツとした面持ちと演奏で多くの人を魅了するソプラノサックスの名演奏者です。
身長は157センチと、アメリカ人にしてはかなり小柄で、血液型はO型。
幼少期に母親からサックスを与えられたことがきっかけに、一気に音楽演奏の魅力にのめり込みグローバー・ワシントン・ジュニアなど主にコピーなどから独学で演奏を学びます。
学生時代にはバンドを組んで腕を磨き、1976年にバリーホワイトのバックで「ラヴ・アンリミテッド・オーケストラ」として演奏に参加したことで晴れてプロデビューを果たしました。
ワシントン大学卒業後はジョフ・ローバー・フュージョンに加入し2枚のアルバムに貢献します。
1982年にはアリスタ・レコーダーからケニーGとしてソロデビューを果たし、その後も精力的に新曲を発表し
1992年に発表した「ブレスレス」は全米2位を記録し大ヒットとなります。
また、同じアルバムに収録されている「フォーエバー・イン・ラヴ」は1994年に最優秀インストゥルメンタル作曲賞を受賞するなど快挙を続けます。
また、曲の受賞の経歴も素晴らしいですが彼は1997年に最も長いロングトーンをする演奏者としてギネス記録保持者という一面もあります。
また、ケニーGは日本にもゆかりがあり、1995年に放送されたTBSテレビ番組「さんま・玉緒のお年玉あんたの夢をかなえたろかスペシャル」に出演しています。
女子高生が白血病で亡くなった父に、ケニーGと一緒に演奏をして曲を届けてあげたいという願いに答えるため来日。
レーベルの契約都合により一緒に演奏はできないが聞くことはできるという条件で行われた企画なのだが、ワンフレーズだけ女子高生と一緒に演奏するということを行いました。
そして一緒にワンフレーズ演奏するだけでなく、女子高生と母に「夜霧よ今夜も有難う」を生演奏で披露しあげるなど、ケニーGの人柄がよくわかる印象的な番組でした。
ちなみにサックス演奏とはまったく関係のないことなのですが、スターバックスコーヒーのフラぺチーノの考案者はケニーGという話があります。
ケニーGはスターバックスコーヒーの創業初期のころから投資をしており、創業者にフラペチーノをメニューに加えるべきといううったえを行ったところ
本当にメニューに加わったという珍話があります。