menu

カリスマサックスプレーヤーのジョン・コルトレーンについて

1950年代、サックスプレーヤーのカリスマ的存在として知られていたジョン・コルトレーンは、意外なことにサックスの種類を分けて演奏していたことでも知られています。

最初はアルト・サックスを主体に利用していたものの、その後はソプラノ・サックスに転身しています。

さらに、フルートを吹くことができることも知られており、天才的な多様性を持っています。

ジョン・コルトレーンがプロとして活躍を始めたのは1946年で、それから一気に演奏者の最高峰地位まで駆け上がっていくことになります
楽器をはじめたのは13歳のころとされており、最初に手に取ったのはクラリネットでした。その後にアルト・サックスをはじめ、本格的な活動を開始しています。

類稀なセンスをもってしてもプロ駆け出しのころは苦悩の連続だったようで、最初のころのジョン・コルトレーンの演奏音源はそのほとんどが残されていないほど、苦しい無名時代が続いていました。

転機が訪れたのは、1955年にマイルスバンドに加入したことです。

ここで一気にその名を知らしめる形となりましたが、演奏技術には特段高い評価を得ることはありませんでした。
1960年、マイルスバンドを脱退し、別のグループを結成します。

ここから様々な曲を演奏する機会を与えられ、ここで知られるきっかけをさらに増やすことになります。

マイ・フェイヴァリット・シングスは、その中でも代表作として知られ、サックス業界に与えた影響は非常に大きなものとされています。

その後はツアーを開催したり、新しいジャズ分野に挑戦するなど、チャレンジ精神を多く持ち続けていた奏者でもあります。

1967年に肝臓がんで死去するまで、そのチャレンジは続けられることとなりました。
日本にも亡くなる1年前、1966年に訪れています。

ここでは9都市を回るという大掛かりなツアーによって、アメリカのジャズ文化、そしてサックスというものを日本に広めることになりました。

晩年は演奏方法を変更して、より重厚なサウンドを聴かせるスタイルに変更していましたが、それでも往年の良さを残しつつ、カリスマとして広く知られていた奏者でもあります。

ソプラノサックス演奏者、ケニーGについて

julisJulius Keilwerthの魅力と買取について

関連記事

  1. ソプラノサックス演奏者、ケニーGについて

    ケニーGとは1956年6月5日生まれのサックスプレイヤーです。60歳とは思えないハツラツとし…

PAGE TOP