CannonBallはアメリカの音楽家の二人によって設立された新興楽器ブランドです。
創設者の一人、デヴィス・ラウカット氏はプロのサックスプレーヤーという経歴を持つ人物で、セルマーのMark IVを愛機としていましたが、これを更に進化させたいと考えた同氏は、管楽器の職人を通じてサックス作りの技術を学び、1996年のときに晴れて自らのブランド、CannonBallを立ち上げるに至りました。
同社製品の生産は台湾で行われており、完成品を一度アメリカへ運び細かく品質チェックを行うことで高精度かつ音質の富んだサックスを世界のユーザーに提供し続けています。
台湾製に抵抗がある方もいらっしゃいますが、キャノンボールのサックスは全てのモデルがとても使いやすく、一度手にとってみればすぐにそのクオリティの高さを実感することができます。
音色は太く豪快で気持ちの良い鳴りっぷりもつものが多い印象です。
キャノンボールの買取について
同ブランドのサックスは幅広いユーザーから支持があるため、ほぼ全てのモデルが高額買取対象となっています。
その中で一際高い人気を誇るモデルが、PEGASUS T5-Pになります。総シルバーネックをはじめ、熟練のサックス職人によって一本ずつ丁寧に彫刻がほどこれているペガサスが描かれているベルのコンビネーションはとても美しく、まさに芸術品ともいえる一品。
これだけの逸品となると量産は難しいため、日本には限定15本のみでの販売となったため、キャノンボールのラインナップの中でもプレミア価値の高いモデルとなっています。